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エゴツルクビオトシブミと揺籃


昨年とほぼ同じ時期に同じ場所で、エゴツルクビオトシブミの揺籃作成作業を観察した。

葉の根元を主脈を残して切断し、葉を少ししならせてから
2枚折りにして先端から巻き始める。

この事例では♂♀共同で先端を少し巻き上げたところから観察を始めた。
時折風が強く吹いて枝葉が揺れて厳しかったが、機材に助けられて何とか最後まで撮り終えた。

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別の♂が乱入してきたが、♂同士のいさかいは無かったぞ。
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最終段階で、上方で得意げに(?)に直立不動の姿勢をとる♂
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揺籃作成作業を終えて、♂♀で何かの確認みたいだ。ここまでの所要時間約17分間でした。
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ここのエゴツルクビオトシブミは揺籃を切り落とさない場合が多いようだ。

今回も落ちていた揺籃数個を頂いて自宅で羽化させてみることにしました。
昨年はビギナーズラックで上手くいったガ、さて今年はどうかな?

エゴの木ではエゴシギゾウムシも見られるはず。今年は何とかしたいが。
OLYMPUS E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
1.4x Teleconverter MC-14  小型軽量三脚使用


by massie2013 | 2016-05-17 21:00 | 昆虫01:コウチュウ目 | Comments(2)
Commented by monopod at 2016-05-18 02:18
面白いものを拝見しました。
マクロの世界は不思議に満ちてますね^^
Commented by massie2013 at 2016-05-18 19:13
monopodさん こんばんは~

300mmF4一本で野鳥と虫撮りが出来るので重宝しています。
マクロは通常60mmマクロで、M1の深度合成機能を使って楽しんでいます。
TG-3の出番が無くなってしまいました(笑)
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