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アリに擬態のアリグモ


すっかり騙されるところだった、アリグモというハエトリグモの仲間
クロヤマアリに擬態しているクモのなかまで、♂では上顎が大変発達するが
♀では発達せず、よりアリと間違え易い。

木道の手すり上に赤と黒の個体がいて、せわしなくうろついているという感じ
幼体なのか成体なのかまだよく分かりません。
感覚的には赤色の方が若いように見受けられる。
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前面の4個の目の配列を見れば、ハエトリグモの仲間というのは歴然!
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ご承知のように、クモの脚は8本で羽もなくいわゆる昆虫ではありません。
で、どうやって6本脚のアリに似せるのかということですが
アリグモは第一脚2本を触角のように上にあげて動かして、アリに似せているとこと。
上手く考えて(?)いるもんだわ!
先のアオオビハエトリも同様に第一脚を上にあげていました。

興味深いことに、アオオビハエトリはアリを襲うのに
アリグモはアリを捕食しないそうです。
では、何のためにありに擬態・・・、それは次の機会に!

by massie2013 | 2014-10-12 06:00 | クモ | Comments(3)
Commented at 2022-03-31 18:16 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 慶越雄二、那智の滝 at 2022-03-31 18:16 x
後藤祐乗、景山健司
Commented by アリ at 2022-03-31 18:17 x
アリ
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