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音羽橋からタンチョウの塒観察②(2/25,26)


25日3:30、西の空には満月が煌々と照っていて、気象予報通り気温は-20℃を下回っている。

車のガラスは、特にフロントガラスとリアガラスが完璧に凍結している。
常備されていたスクレーパーでゴシゴシやるが曲面ガラスなのでなかなか霜がとれない。
車内側からはデフロスターを目一杯かけて、視界を確保するまでに数分間要したな。

音羽橋着3時55分ごろ、予想通り昨日よりもカメラマンが多い。皆けあらし期待だ!

そして、月明かりでみたらけあらしが大量に発生して凄いことになっているようだ。
とにかく急いで撮影場所の確保。今回はやや西側に三脚をセットして車中で待ち。
待っている途中からカメラバッグを目の届く範囲に放りだして暖房を入れて暖を取る。
やっと生き返った気分だ!しばらくしたら社外の気温が-25℃になった。
初めて体験する、想像を絶する極寒の世界。耳、鼻、手など露出させると痛い。
生まれてこの方-5~6℃の世界しか体験していないので、この先辛抱できるのか心配だった。

5時過ぎカメラをセットしに行くと、三脚の横並びの列が2重、3重にもなっている。
最前列に行くには隣近所に声掛けして、他の方の三脚に触れないようにいかなくてはならない。

当日の私の撮影開始は6時前。けあらしが多すぎて(?)タンチョウのシルエットも朧だ。
そして、ここで-25℃の世界の一端をみました。
寒くて鼻水が自然に垂れてきて、手袋で拭くくとそれがすぐ凍結してしまう。
カメラのファインダーを右目で覗いたときに、液晶モニター左下に鼻息があたり
すぐに凍りつく。そして、長くファインダを覗いた後みたら『つらら』状に凍っていてビックリした。
顔の一部は露出させているが、それが指先のように痛いという感覚は無かった。(顔の面が厚いから・・・)

昨日は見られなかった川の周囲の木々には霧氷が一杯できれいです。
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余り変わり映えしない状況だったし、この後野付け半島方面ヘの遠出もあったので
7時20分ごろ撤収です。いゃー、ホントに寒かったなぁ。

2月26日 6時過ぎ 当日は鳥撮り用の機材は持たずにコンデジで様子見にでかけた。
気温はやはり-20℃以下になっていたと思う。カメラマンは比較的少なかったです。
音羽橋東側より
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タンチョウが塒にするところは湧水があって、どんなに気温が下がっても
凍結することは無いそうです。だからタンチョウにとって安心して休める場所なんですね。

by massie2013 | 2016-03-02 06:00 | 野鳥:ツル科 | Comments(0)
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