マッシーの四季折々Ⅱ

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2015年 06月 30日

(続)ハイイロチョッキリが羽化したぞ♪


口吻の長いシギゾウムシにそっくりさんのハイイロチョッキリです。
先のコナラシギゾウムシやクヌギシギゾウムシ、クリシギゾウムシなどは
それぞれの堅果に産卵した後はそのままで、自然の状態に委ねます。

一方、このハイイロチョッキリはコナラなどの堅果に産卵した後小枝ごと
切り落として後は地上での自然状態に任せます。その習性からゾウムシ上科の
チョッキリゾウムシ科として分類されているようです。
余談ですが大好きなオトシブミもゾウムシ上科の中でオトシブミ科として独立しています。

昨年はコナラなどの木の下に落下していた小枝付きドングリを拾って
飼育(といっても放りっぱなしですが・・・)していたものから羽化したのが
コナラシギゾウムシだったので、なんで??と疑問を抱えたままでした。

そして、今回は期待通りハイイロチョッキリが誕生して内心ホッ!としています。
今から思えば同じコナラの木に、コナラシギゾウムシもハイイロチョッキリもいる
ことがあるそうだから、シギゾウムシの卵が入ったドングリが混じり込んでいたのでしょう。

ハイイロチョッキリ 体長9ミリ前後とあるが、私のチョッキリは5ミリぐらいと小型だ。
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実は、径10cmほどのちっちゃな容器にドングリを15個ほど入れたので
ドングリから出た後の栄養状態が良くなかったのかと思っている。
また、ドングリから出た幼虫は沢山いたのに、羽化したのは1頭だけ。
その後も様子を見ているが、続いて羽化してくる兆候もない。
ひょっとして昆虫マットの中で共食いをしてしまったのかとも危惧する。

ある調査で、自然状態で羽化する確率は5~6%ともいうから
これはこれで妥当な結果かもしれない。
まあ、湿度管理もいい加減だったし、狭い部屋に押し込んだりと、反省点はいくらでも出てくる。

そもそもドングリからの飼育を思い立ったのは
ハイイロチョッキリやシギゾウムシを身近で見ようとしたら
自分の手元でドングリから羽化させるのが一番手っ取り早いと考えたから。
(図書館で借りた本にも容易に羽化させることができると紹介してあった)
なぜなら小枝付きドングリがポコポコ落ちている現場に行っても
大抵がドングリは目線より上で産卵中の、また小枝切断中のハイイロチョッキリなどを
見つけることは殆どできないからです。

ともあれ、綺麗な個体が誕生してくれて大満足です。
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ただ、内翅が上手く畳み込めないようだったのでそれが気掛かり。
撮影後はドングリを採集した場所に帰してきました。

そうそう、小枝ごと切断する口吻の先っぽをよくご覧ください。
カニを食べるときに使うフォークのような形状をしています。
実際に産卵後の切断作業を見てみたいですね。
それには背の高い脚立が必要だなぁ~!


by massie2013 | 2015-06-30 16:30 | 昆虫01:コウチュウ目 | Comments(2)
Commented by jpjpjpgensan at 2015-07-01 08:46
なにより羽化してうれしいですね。

観察できてよかった。
Commented by massie2013 at 2015-07-01 10:33
genさん こんにちは~

今日は身体を休めるには程よい雨ですね。
極彩色のオイカワとササゴイ、とても良い絵になりますねぇ~!

ゾウムシとハイイロチョッキリは1年近くの長丁場ですが、とにかく羽化してくれて嬉しいです。
次は、知人に預けているカブトムシの羽化が待ち遠しいですね。

さて、次は何を飼育(?)しようかなぁ~。


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