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産卵場所が変わった


今季はオナガバチの仲間の出現が遅いな、そして数が少ないなと感じていたが
昨年までの切り株や立ち枯れ木ではほとんど見られない状況になった。

そこで切り株の周囲を見回したら相当太い幹の、上方の一部の枝が枯れている
エノキがあり、地面から3~4メートル上で数頭産卵しているのが確認できた。
そしてよく見たら何ものかが羽脱した穴が多数あるのが見えた。
うーん、ここは盲点だったな!今までは目線よりは下で容易に観察できたので
これからは産卵の撮影も、羽脱の状況の観察も難しくなってきそうだ。
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ということは、今まで見てきたエノキの切り株や立ち枯れ木は
朽ちてきて産卵材としては適さなくなってきたということなのか。
いずれその寿命が来るだろうとは思ったが・・・。

足元では動きの鈍いメスがいたので小枝に移ってもらって
一時のモデルになってもらった。
産卵場所が変わった_d0283373_93979.jpg

産卵場所が変わった_d0283373_9392129.jpg

昨季は外出禁止令下のもとオナガバチのフォローが出来なかったので
今年は十分注意して体調を維持しながら観察したいと思います。
(何に注意すればよいのか、実はよく分かっていないのが困り処!)

by massie2013 | 2015-06-20 10:00 | オナガバチの仲間の観察 | Comments(0)
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