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コガタルリハムシの卵とその生活史


ギシギシで初めて見たコガタルリハムシ
5日後にギシギシの葉裏を確認したらきっちり産卵していました。
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卵の大きさ 1.2mm×0.5mmくらいか。上が39個、下のものが42個。
多分一匹の♀が40個前後の卵を産むんでしょうね。
(あのパンパンに張った大きな腹を見たら納得です。)

この後孵化したら幼虫がウジャウジャでしょうね。
毛虫類と同じで少々苦手な領域ですが、頑張って覗いて見ます。

ここで、コガタルリハムシの生活史、受け売りですが・・・。
卵が先か、鶏が先かなどの議論はさておいて

この卵から孵化した幼虫はこのギシギシなどの葉を食べて成長し
十分成長(20日くらい)したら土中に潜って蛹になります。

次いで、約1週間で羽化した新成虫は、1週間ほど地上で活動した後
再び土の中に潜って夏眠、さらにそのまま成虫休眠越冬します。

「越冬成虫」は3月下旬ごろ地中より這い出してきたのが先のリポートで
休眠から覚醒した成虫は地上に出て交尾、産卵して一生を終えるというサイクルだそうです。

そうなんだ。道理でこの前見たときよりも成虫は少なかった。
まあ、なんともユニークなコガタルリハムシの生活史ですね。
だから虫たちに対してますます好奇心が湧いてきますわ!


by massie2013 | 2015-03-29 17:30 | 昆虫01:コウチュウ目 | Comments(0)
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