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赤いヨコヅナサシガメ幼虫


また、虫の話題に戻りました(笑)

ヨコヅナサシガメ幼虫がサクラやケヤキの木で集団越冬しているのが良く目につきます。
2か所の公園で合計6団体をマークしています。
その一つで妙に赤い色彩の個体が一匹いて、とても私の興味を引きました。
すぐそばには脱皮殻もありました。
赤いと言ってもまだ全体に黒っぽいところが残っているし
翅もないところから、終齢への脱皮が遅れた個体なんでしょうね。
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カメムシの仲間は不完全変態の昆虫で、蛹というステップを踏まずに
幼虫時代に5回ほど脱皮して、最後の羽化を経て成虫になります。

羽化直後の成虫はとても綺麗な朱色だということです。
報告例では羽化の時季は4~5月ごろが多いようですね。
今年はこの6団体をウォッチして、セミと同じような脱皮状況を是非とらえてみたい。
セミの脱皮は夜間だが、このサシガメはいつだろう?

by massie2013 | 2015-02-26 12:00 | 昆虫06:カメムシ目 | Comments(0)
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