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コナラシギゾウムシ


外出禁止令のもと無聊をかこっていたが
昨秋拾っておいたどんぐりからゾウムシの仲間が一頭羽化して
しばしベランダでモデルになってくれた。

コウチュウ目ゾウムシ科 体長約7ミリ(口吻のぞく)
ご覧のとおり体長よりも長い口吻の持ち主、どうやら♀のようだ。
シギ類の中でクチバシが長いのは、ダイシャクシギかホウロクシギだが
ゾウムシの仲間ではこのシギゾウムシが最も長い口吻の持ち主だ。
とりあえず、一枚!
コナラシギゾウムシ_d0283373_15491357.jpg

春先のオトシブミの揺籃、そして今からドングリがついた小枝が
散歩道に落ちているが、これらはオトシブミやチョッキリなどの仕業。
慣れていない者にとって彼らの姿はなかなかキャッチできない。

しからばドングリを拾ってきて1年先の羽化を待つのが早道かと
時々水分だけ与えておいたら幸いにも一頭だけ羽化してくれた。
まだイモムシ状態のものもいるのでこれからも期待できるかもしれない。
(が、幼虫時代の栄養状態によるのかどうか知らないが、2~3年かかって
 蛹化、羽化するものがいるらしいから判断は難しい・・・)

ただ一つ疑問が?ドングリのついた小枝を切り落とすのは
ハイイロチョッキリのはずだが、なぜコナラシギゾウムシが出たんだろう?

OM-D E-M1+MZD60mmMACRO

by massie2013 | 2014-08-10 17:00 | 昆虫01:コウチュウ目 | Comments(2)
Commented by jpjpjpgensan at 2014-08-11 07:51
触角の位置がこんなところから生えてるなんて!
ドングリの状態見たかった興味しんしんですわ!
Commented by マッシー at 2014-08-12 05:47 x
genさん どうも・・・です。
ゾウムシの中でも口吻が長くて格好良くて、大好きなシギゾウムシです。
初めての飼育(?)ですがたまたま上手くいったようでこれも嵌りそう・・・。

海野さんの昆虫作品展、阿倉さんのTG-2による作品展見てきました。いずれも凄いです。
俄然ファイトが湧いてきました。早くフィールドへ出たいです。新兵器(?)を持って・・・!!!
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